このブログでもたびたび紹介しているLuxeだが、使っている実感としてはサンフランシスコで車を駐車するのであれば、通常の駐車場に停めるのにくらべてかなり便利な上、料金も非常にリーズナブルと言えるだろう。
Luxeについての過去エントリは下記の通り。
サンフランシスコの駐車場の悪夢を解消！？オンデマンドパーキングサービスのLuxe
ただ、Valetサービス自体は日本ではあまり馴染みが薄いであろうし、そんなにスムーズに受け渡しが出来るのか、という不安もあると思われる。そのため、今回は実際の使い方を紹介したい。
1. アプリのインストール
まず最初にLuxeをダウンロードする。App StoreかGoogle Playのいずれかからダウンロードできる。起動後、まずはSign Upを押し、自分の名前やメール、電話番号を入力する。電話は米国内でSMSが受信出来ることが必要なので、最低限プリペイド携帯などをレンタルしたり、購入しておく必要があるだろう。入力後すぐに電話番号あてにメッセージが来るので、YESと入力すれば、登録は完了だ。
2. Promo Codeの入力
Sign Up後、利用前に忘れないように入力したいのが、Promo Codeだ。$20のフリークレジットがもらえるのだが、一回サービスを使った後だと、もうもらえないので注意したい。Promo Codeの入力は簡単で、Promotionsというメニューを選び、Promo Codeを入れるだけだ。例えば”ORENCH”というPromo Codeを入力すると$20のフリークレジットがもらえる。なお、Shareというメニューを選択すると、ほかの人とPersonal Referral Codeを共有することもできる。
3. 車の受け渡し場所を指定する。
さて、早速Luxeを使ってみよう。まずは起動後マップが出てくるので、ここで受け渡し場所を指定する。受け渡し場所から遠く離れたところでも問題ないので、車を運転する前に入れるようにしよう。サンフランシスコやニューヨークのような都市であっても全域でサービスが受けられるわけではない。サービスが受けられるポイントでは旗が立ち、そうではない場所では旗が立たないので目印にしよう。なお、マップ上でも簡単にエリアが分かるようになっている。
受け渡し場所が決まったら早速右下にある”Request Vault”というボタンを押してみよう。
4. 受け渡し場所に向かう
さて、受け渡し場所が決まるとスマホの方ではナビが起動するので、それに従って目的地まで向かおう。Luxeの方では担当者（Valetという）が決まり、どんどんメッセージが飛んでくる。目的地に近づくと、Valetも受け渡し場所に向かう仕組みだ。2, 30分ほど離れた場所に向かうときであれば、ほぼ確実に現地で青い服を来たValetが待っているはずだ。Valetはキックスクーターで来ることが多いが、時にはスケボーで来る人もいる。
ここでは名前を確認し、およその戻り時間を伝えるぐらいで受け渡しが完了するが、念のため渡す前に車の写真を撮っておくといいだろう。車が壊れた場合には100万ドル分の保険がおりるが、その時の証拠としても使えるだろう。
5. 車のピックアップ
仕事や買い物などが終わったら車のピックアップだ。Luxeアプリを再度起動し、呼びたい場所に旗を合わせ、決定する。ピックアップ時は旗が変わっているのに気づくだろう。
さて、呼び出しをしてValetがアサインされると、まずは人のアイコンが動き出す。車をピックアップに向かっているのだ。
その後、アイコンは車に変わり、ピックアップ場所まで車が向かうことになる。このように待つ側がどれぐらいで到着しそうかを把握しやすい仕組みになっている。
通常は15分ぐらいで到着するが、ラッシュ時にはもう少し時間がかかるようなので、ある程度余裕を見て呼ぶのがコツだ。
5. 支払いとレビュー
ピックアップ時も受け渡し時と同様にあっさりと完了する。というのは支払いは事前に登録しているクレジットカードから行われるためだ。ピックアップした後に、受け渡し時とピックアップ時のValetの顔写真と名前が載った画面が送られてくる。ここでチップの額を選ぶと支払いは完了だ。領収書は後ほどメールアドレス宛に送られてくる。
ご覧のとおり、Luxeの使い方は非常に簡単だ。簡単なだけではなく、経験則だが特に大都市であればほかの駐車場を利用するときよりも多くの場合で安くなる。電話番号が必要となるなど、Uberなどに比べてややハードルは高いかもしれないが、チャンスがあれば是非使ってみてほしい。
Luxeの使い方イメージについてはこちらも参考になるだろう。
