BitCoinは送金や決済の手数料が極めて安いため、取引に使える新たな通貨として期待されてはいるものの、そういったBitCoinの恩恵を受けている人はあまり多くないだろう。理由の一端としてあげられるのはその取り扱い店舗の少なさと支払いの面倒さだ。特にオフラインの店舗ではその面倒さが際立つ。ユーザは支払うためにQRコードなどを表示する手間がある上、店舗側も滅多に来ないBitCoinでの支払いに対応するのは難しい。結果としてクレジットカードやNFCでの決済に比べて存在感は皆無に等しい。
しかしながら、Shiftから登場したデビットカードがこの状況を変えるかもしれない。Shiftのデビットカードを使えばCoinbaseのアカウントを持っている人はそのBitCoinを利用してVisaカードの使える普通の店舗で買い物できる。デビットカードの発行手数料は10ドルかかるが、USドルでの支払いに関しては手数料はゼロ。日本を含む海外での利用には3%の手数料がかかる。詳細の手数料については2015年11月21日現在、こちらに記載されている。
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