(引用元：Groopic.com)
Youtubeなどの動画サービスで動画を見るときに最も煩わしいのは冒頭や途中で挿入される広告動画だと言っても過言ではない。制作料や配信にかかるコストがただではないことは誰もが分かってはいるものの、実際に流れだすと喜んでその広告を見ている人はいないだろう。
それに対する一つの手段がネイティブ広告である、視聴者は自分の好きな映像を見ながら、何気なく挿入された広告を不快に感じることなく受け止めることができる事が多い。ただ、ネイティブ広告をターゲットに合わせていちいち作りなおすのは非常に手間がかかるため、インターネットでの動画広告はターゲット広告に重きをおいているためか、前述のトラディショナルなビデオ広告が多い。
この状況を変えようとしているのが、Groopicの提供する、ターゲットネイティブ広告だ。
Groopicは元々その名の通り、グループで写真を撮るときに撮影者が写真に入れないという問題を、複数の写真を素早く合成することで解決するアプリを提供している。
(引用元：Groopic.com)
この技術をビデオの方にも転用し、たとえばドラマの机の上のオブジェクトを視聴者の好みに合わせて、スターバックスのマグカップやらスマートフォンやらに変更する。このオブジェクトはクリック可能なので、視聴者が興味をもった場合はそこから直接購入につなげることが出来る。
(引用元：Groopic.com)
Groopicは無料アプリだが、Ingrainは直接の技術提供になるため、特に料金などは載っていない。ただ、既にいくつかの取引は発生しているようだ。
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