Droneを操作するのは楽しい体験だ。自由自在にコントロールできるし、カメラを備え付けておけば今までにない視点から見慣れた街を俯瞰できる。ただ、何十分もひたすら操縦しているのは骨が折れるし、遠く離れると電波が届かなくなる危険性をはらんでいるため、そのままではなかなか効率的には使えない。
そんな状況を解決しようとするのがDroneDeployだ。DroneDeployはDroneに4Gキットを載せ、クラウド経由でこれをコントロールできるようにする。操作は非常に簡単で、キットをインストールしたあとは対象の地域を指定するなどいくつかのオペレーションをタブレット上などで行うだけだ。あとはDroneが飛び立ち、センサーやカメラなどで対象地域のデータを集めてくれる。タブレットとDroneはともに4G経由でインターネットに接続されるため、4Gが届く範囲であればDroneはどこまでも飛んでいける。
ホームページ上では農業や土地の調査などの用途に特化したソリューションという形で提供しており、それぞれの用途に向けた推奨Droneや推奨環境が記述されているが、独自の用途への利用も可能だ。現在のところは価格は明らかにされていない。
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