今年はMachine Learning as a Service(MLaaS)元年といえるかもしれない。また新しいMLaaSスタートアップが登場した。Datoである。こちらは元々GraphLabという名前でグラフ解析を主としていたのだが、$18.5Mの投資を受け、会社名をDatoへと変更し、全てのマシンラーニングを提供することになった。
プラットフォームの使い方は至ってシンプルだ。ホームページからアプリをダウンロードし、対応したマシン上にインストールする。そして実際にPythonのスクリプトを書いて実行する。それだけだ。書くコードも下記のようにシンプルだ。
対応プラットフォームはPython2.7以降が動作するLinuxベースのマシンであればよく、10.8以降のMac OS XやGLIBC2.11以降であればいずれのLinux Distributionでも動作する。当然Windows上でも仮想マシンであれば実行できる。
傾向や類似性、人気度など様々な分析を数行のコードで実施できるというのは非常にラクだ。また、ローカルのコードを実際にデプロイする際にもコードを一行追加するだけでOKで、自動的にスケールするようだ。
価格は月30時間まで無料(AWS利用料金は別)のものからDevelop、Deployエディションに行くにつれ、月169ドル、同2,500ドルとなる。
[crunchbase id = “graphlab”]