Webサービスにおいては遅延を最小化することは各社がしのぎを削り取り組んでいることだが、低遅延を追求すると到達するのがメモリ部分の活用だ。しかしながら、DRAMは高速・低遅延ではあるものの、電源断時にデータを保持できない、やや故障率が高いという欠点も併せ持つ。価格もフラッシュやHDDに比べると高めだ。
Everspin Technologiesの開発するMagnetic RAM(MRAM)はこのDRAMとフラッシュの中間に位置する。これを利用することによって、たとえばデータセンター事業者はより低遅延で信頼性の高いシステムを今までよりは安価に作ることができるようになりそうだ。
[crunchbase id = “everspin-technologies”]