昨今ますますWebのスピードが重要視されるとともに、Application Performance Monitoringツールもその重要性を増している。様々なサーバからデータを取り、そのデータをドリルダウンしていくことによって問題が何かを突き止めるのだが、複数のモジュールが関係している場合、その相関関係を表すのはなかなか骨の折れる作業だ。
Ruxitはその部分をアドレスする新しいタイプのWeb APMだ。
インストール自体はshell scriptを一回叩くだけで終わってしまうので、ChefやPuppetなどに一行追加するだけで導入は完了する。その後、通常のAPMであれば遅延などの問題が起こった時にそれを通知してくれるのだが、Rukitは更に各モジュールとの因果関係を解析し、ユーザにとって見やすい形で表示してくれる。また、もうひとつのMonitoringツールであるUser Experience Monitoringはユーザが実際にそのサイトを訪れた際に受けた影響などを可視化してくれる。
価格体系は2種類の製品それぞれによって異なり、Application Performance Monitoringは時間単位、User Experience Monirotingはユーザ数単位となっている。また、1000時間あるいは50,000ユーザまでは無料で試すことができる。
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