UberやAirbnbをはじめとして、様々なSharing Economyとよばれるサービスが盛り上がってきている。ただ、一つの懸念点は不特定多数の消費者同士を結びつけるサービスであるがために、不測の事態が起こりかねないという点である。Uberなどもドライバーの身元チェックはかなり徹底していると聞くが、Airbnbなどのサービスでトラブルが起きていることを知ると消費者の足も遠のきかねないだろう。一方で、この手のサービスは今までに類を見ないレベルで提供者側も増えてくる。一つ一つ手作業で身辺調査を行うのはコスト的にも時間的にも厳しいだろう。
CheckrはそんなSharing Economy系スタートアップを支援するサービスだ。バックグラウンドチェックにかかる料金は一人あたり$25からで、内容にしたがって料金が増えてくる。確認内容はSSN(社会保障番号)が正しいか、から始まり、犯罪履歴、テロリストとしてのWatchlistに載っているか、住所履歴、性犯罪の履歴など多岐にわたる。また、これらはすべてAPI経由で取得できるため、かなりの時間短縮につながるだろう。
これからもアイディア次第で様々な共有サービスが出てくるだろうが、こういったサービスのニーズもそれに応じて高まってくると思われる。
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