前回に引き続き、プログラミングの能力が無くても使える5つのサービスを5回にわけて紹介する。
- SNS並に簡単に立ち上げられ、細かなカスタマイズも可能な WOTO (過去記事)
- プログラミング不要でWEBサイトのデータを簡単に取り込める IMPORT.IO (過去記事)
- プログラミング不要。簡単な操作でマップ上でのデータ可視化が可能な CARTODB (過去記事)
- プログラミング不要!複数のクラウドサービスをインテグレートし、ビジネスプロセスの自動化も数分で実現 AZUQUA (過去記事)
- プログラミングもテンプレート選択も不要!投入したコンテンツに合わせてAIが自動的にWEBページを作成してくれるTHE GRID(過去記事)
プログラミング不要でWEBサイトのデータを簡単に取り込める IMPORT.IO
2つ目に紹介するのが様々なWebサイトに載っているデータを簡単に取り込めるようにするという、Import.ioだ。
世の中には様々なWebサイトがあるが、政府のページやリサーチのページなど、有益な統計データを使いたいケースや、各ショッピングサイトで売っている洋服などの一覧を活用したいというケースがある。
そんな時にそれを一行一行コピペしてエクセルに貼り付けて・・・という気の遠い作業を簡単に終えることが出来るのが、このImport.ioだ。
アプリのダウンロード
import.ioにアクセスすると、サインナップと同時にアプリがダウンロードできるようになるので、ダウンロードしてインストールする。インストールしたアプリはブラウザに毛が生えたようなもので、結局はここからWebにアクセスするのだが、Import.ioの操作に特化した作りになっているのでこれを利用したい。
今回は都道府県 人口・面積・人口密度ランキング(http://uub.jp/rnk/p_j.html)というページにアクセスし、このページのデータを取り込んでみた。
データの取り込みは至って簡単だ。アプリ上のブラウザからページにアクセス。その後は下図のようにカラムの名前を入力するとともに、Webページから必要なデータ列を選択するだけだ。これを必要な回数繰り返すだけで、データを自分のところに取り込むことができる。
データの活用
取り込んだデータは様々な形式で活用できる。一番簡単なのはTSVだが、これはCSV形式でファイルとしてダウンロードできる。他にもボタンひとつでJSON形式に変換して利用することができるなど、そのままデータとして使うのも容易だ。
これらのデータはローカルで使うにはそれだけで良いが、Publishをすることにより、API経由でアクセスすることも出来る。最も簡単なのはGoogle Spreadsheetとの連携だろうが、他にもPythonやPHPなど様々な言語からどうやって利用するかがドキュメントでまとめられている。
まとめ
以上の通り、import.ioを利用することによって、簡単にデータの取り込みと活用ができてしまうことを紹介した。次回は「プログラミング不要で簡単な操作でマップ上でのデータ可視化が可能な CARTODB」について紹介する。
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