Web3やメタバースといったキーワードがバズっている。ゲームを通してプレイヤーもクリエーターも潤う経済圏を作ろうといった鼻息の荒い言説も聞こえてくるが、せっかくゲーム用にアイテムを開発しても、そのプラットフォーム専用の仮想通貨でしか取引できないものも多く、仮想通貨の価値が軒並み下落している局面においては二の足を踏みたくなるかもしれない。
また、ハードルは下がっているとはいえマルチプラットフォームを対象としたゲームの開発においてはコーディングスキルが求められるものがほとんどだ。
Sobaはそんな状況で二の足を踏む人たちにとって良いプラットフォームになるかもしれない。Sobaが提供するプラットフォームではスマートフォンやPCなどを利用してクリエイターがマルチプレーヤーゲームを開発することが可能だ。そして、クリエイターもプレーヤーもNFTsのようなデジタルの資産を持ち取引ができるため、稼ぐためのプラットフォームとして使うことができるとのこと。このプラットフォーム上での取引は、独自トークンによって行うような昨今のWeb3関連サービスにありがちな仕様ではないため、トークンの価値下落といった事態に関する懸念も不要とのことだ。2022年8月14日現在Betaサービス中であり、Join Listへの申し込みが必要になる。
参考:VentureBeat
Soba has raised $13.5 million for its platform where anyone can create games for any device using no-code tools.https://venturebeat.com/2022/06/29/soba-raises-13-5m-for-no-code-game-tools-for-creators/